挑戦できるか(リスクを取れるか)

マーケティング小話

ルーティンとは異なる、新しいことにチャレンジする。

現時点の自分(自社)では、ハードルが高いかもしれない

しかし、クリアできればメリットが大きなことにチャレンジする。

チャレンジには、少なからず、リスクを伴う。

失敗したときのダメージ(金銭コスト、時間コスト、プライド、など)を

覚悟のうえで、それでも、挑戦する意味があることに、挑戦する。

それは、スポーツ選手であろうが、俳優であろうが、ビジネスパーソンであろうが

誰にとっても、挑戦し、自己革新し続けることは欠かせない。

(挑戦にはまりすぎると、

 挑戦中毒(挑戦によるアドレナリンの中毒)にまでなるヒトもいるが)

3,500名以上の起業家や新製品開発担当者を対象としたリサーチから

イノベーションを起こすために必要な要素が明らかにされている。

これらは、先天的なものではなく、後天的なものであることも分かっている。

その前提として必要な事は、

「リスクを取ることを怖れない」だ。

ただし、無謀ではなく、

スマートにリスクを取る勇気、である。

ほかのリサーチでも、

企業がイノベーションを起こしていくために最も重要なことは、

「企業文化」であり、

そのなかでも1番大事なのは『リスク・テイク』であることが実証されている。

熟慮したうえでのリスクが許される。

挑戦と失敗が許される。

そんな組織でなければいけない。

この事実を知ったうえで、下記の記事を読んで、すこし震えた。

本作でペンを執った1人のクリス・マッケナは、

彼ら(スタジオ側)には、リスクを高める方法を考えろ、と言われました。

リスクを高めろ、ですよ」と打ち明ける。

「それで、ラストのアイデアが浮かんだ時は、みんなが

“いや、それはリスクが高まりすぎだ”と言いました。

本当に必要なことなのか、と。

そんなことをしたら、もうピーターも物語も

後戻りできなくなってしまいますから。」

結果として製作陣は、「リスクが高まりすぎ」と言われようとも、

自分で自分の首を締めることになろうとも、

その危険なアイデアを堂々と採用してみせた。

マッケナは、「怖いってことは、それはやるべしってことですよ」と言う。

つまり、チャレンジャー精神の塊だったのだ。

さあて、もう後戻りはできない。

今後はどうなる?

ワッツ監督は、「これからどうしていくかというアイデアは、しっかりあります」と説明している。

これを読んで、映画を観てみれば、マーベル・スタジオの

「挑戦者としての覚悟」がよく分かるはずだ。

マーベル・スタジオが、なぜこれほどまでに

映画・コンテンツビジネスにおける革新を生み出せてきたのかが、分かるはずだ。

そして、私たちは

このことを、自分自身に置き換えて考えてみなければならない。

「自分も、熟慮し、覚悟を持って、

 リスクを覚悟のうえで、挑戦できているかどうか」

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