中国の小売体験

中国よもやま話

仕事でもプライベートでも

海外に行ったら、かならず

小売店(コンビニやスーパー)を訪れるようにしている。

現地のライフスタイルを知る、1番の近道な気がするし

単純に、日本の店と比較してみて面白いからだ。

中国は物価のインフレが進んでおり、

スマホ、車、不動産など、多くの分野で

すでに日本よりも値段が高い。

しかし、食べ物に関しては、まだまだ安い。

フルーツの価格差なんて、凄まじいものがある。

例えば、スイカ半玉が170円程度だ。

(ちゃんと、甘くてそこそこ美味しい)

中国の一般的なスーパーマーケットは、アメリカ型だ。

国土が広く、基本的に車社会で、共通点が多いからだろう。

広い店内、広い通路、

通路の真ん中には島陳列が多い。

エスカレーターは、カートごと階移動できるよう、広く、なだらかな斜面だ。

(日本のような階段形式ではない)

(アメリカは、階の分かれていない平屋建てが多い気がする)

卵は、パックに入っているのではなく、山積みで

欲しい数だけ網袋に詰めていく。

商品陳列は、日本と比べても遜色なく、きれいだ。

POPは、ほとんど見かけられない。

くまモン、ポケモンなど、キャラクターコラボのパッケージはあれど

日本の商品、ブランドは極めて限定的である。

(お菓子、カップヌードル、が少しある程度か)

(ベビー用品のピジョンは、コーナー展開されていて驚いた)

支払は、もちろんキャッシュレスだ。

WeChat Pay、Alipay、あるいは銀聯カード(デビットカード)だ。

こうしたアメリカ型のスーパーマーケットのほか

いわゆる市場(ファーマーズ・マーケット)もにぎわっている。

たいてい、スーパーと市場を使い分けて食材を買い揃える。

スーパーと市場は、割と近距離にあるため

車で簡単に回ることができる。

ザリガニ2キロとか、大量のカニとか

海鮮をまとめ買いするのに最適だ。

(ちなみに、夏はザリガニ、冬はシャコ)

こちらでも、支払はすべてWeChat PayかAlipayだ。

日本のメディアの、偏見に満ちた(あるいは、無知な)報道では

中国と言えば、こうした昔ながらの市場のイメージだけかもしれないが

実態はそうではない。

スーパーもあれば、どこでもキャッシュレスでもある。

現時点の中国のライフスタイルを経験できる日常は

二次情報を鵜呑みにすることが、いかに危ういか

一次情報を体験することが、いかに貴重か

痛感させてくれる。

日本の小売の特徴、良い点、悪い点、など

それらは他と比較してこそ見えてくる。

何かと比較することで、考えることができるようになる。

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