「周りをだまして、自分もだませ」:ポジションがヒトをつくる

マーケティング小話

「ポジションが人をつくる」

この有名な言葉は、真実を言い表しているように思う。

「ポジション」は、「役」、「役割」、「仕事」、「キャラ」と言い換えてもいいだろう。

部下ができて、マネジメント側の役職になったから

上に立つ者らしく、なっていく。

就職して、業界に入ると

その業界の人間らしくなっていく。

教育者になって、教え子を持つから

教える立場の者らしい、話しぶりや顔つきになっていく。

子供ができて、親になったから、手探りで「親」になっていく。

(映画『そして、父になる』は、まさしくその通りだと思う)

別に役者じゃなくても、私たちは日常で何かを「演じる」

演じ続け、演じることを使い分け、意識的が、無意識的にまでなっていく。

(常に素でいるとしたら、まだ若すぎるか、思慮が浅いか、そのどちらかだろう)

だから、Robert Downey Jr.が「Tony Starkらしく」なっていっても、何も不思議はない。

10年以上にわたって、その役を演じ続けてきたのだから。

Robert Downey Jr.は、

地球環境保全のために先端科学技術を役立てる活動に取り組むため

新たに、「Footprint Coalition」という組織を2020年4月に設立する。

「ロボット工学とナノテクノロジーを利用し、10年間で地球をきれいにしていく」いう。

以前にも、彼は人工知能に関するドキュメンタリー・シリーズを

Youtubeで制作・配信する発表をしていた。

この俳優の枠を超えた活動と挑戦は、「まさしくトニー・スターク本人!」と

注目を集めている。

10年以上にわたって

アイアンマン・スーツを開発し、

人工知能ジャービス(のちにフライデー)を相棒として活躍し、

ナノテク技術で人々、地球、そして宇宙を救ってきた。

という、役を演じ続けてきたのだ。

だから、「役」が彼をつくっても、何もおかしくない。

(プラス、「SF映画は、イノベーションの宝庫」である)

(そして、「人の想像は、すべて実現できる」)

学生時代の恩師から、よくこう言われたことを思い出す。

「周りをだまして、自分もだませ」

できる自信がなくても、できるような顔をして

余裕をただよわせて、自身がある風に周りのライバルたちを騙せ。

そうしているうちに、実は自分自身も騙されていくから。

そうやって自分まで騙せれば、弱い自分を乗り越えられる。と

C