実はスゴイ、NZ

マーケティング小話

仕事でNZ(ニュージーランド)に出張する機会があった。

そういう機会でもなければ、なかなか行くことがない場所である。

オフシーズンだったが、自然がきれいで、食事の美味しい良い場所だった。

(地震のダメージは、まだアリアリと残っていたが)

調べてみると、出張・観光の数日では見えていなかった

NZのビジネス的なスゴさが分かってきた。実はスゴイ、らしい。

ニュージーランドは、

世界銀行が発表する「ビジネス環境ランキング(Doing Business)」で

2017,2018,2019年と3年連続で世界1位を獲得している国である。

ちなみに、2019年版の2位はシンガポール、3位はデンマークで

アメリカは8位、日本は39位、中国は46位となっている。

ニュージーランドは起業がしやすく、

法人設立の手続きはすべてオンラインで可能となっており、

半日で創業できる環境が整えられている。

首都のウェリントンには、900社のテック系ベンチャーが集まる。

2006年に創業され、

宇宙ロケット打ち上げに成功したロケット・ラボ社が、

NZ出身のユニコーンとして有名である。

現在ではアメリカのカリフォルニア州に本社を構える同社は、

2018年11月に、

ニュージーランドからの小型ロケット「エレクトロン」の打ち上げに成功した。

「It’s Business Time」と名付けられたこの打ち上げ成功によって

同社は小型ロケットの商業打ち上げの分野でトップランナーに躍り出たことになる。

スペースX社の「Falcon 9」の打ち上げ費用が

約5,000万ドルと言われているのに対して、

ロケット・ラボ社のエレクトロンは、

小型ながら、1/10の約570万ドルでの打ち上げを実現させた。

これは、低コストで高頻度にロケットを打ち上げられる目途が立ったことを意味している。

同社CEOのピーター・ベック氏は、

国際宅配便「FedEx」の宇宙版を目指していると語り、

2019年には計16回の打ち上げが予定されている。

世界には、まだ見ぬスゴイ企業が大勢いる。

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