中国の、従来の朝食文化と言えば
職場近くの店や屋台で手軽に済ませるスタイルだ。
(冬は、自宅でおかゆも多い)
日本のように
味噌汁、ごはん、焼き魚、小鉢
とか
トースト、スープ、ソーセージ、目玉焼き
とか
自宅で手をかけて用意・食事することは考えにくい。
(それも千差万別だし、もっと手軽なことは多いだろうが)
日本で、朝食を店や屋台で、は一般的ではないだろう。
(朝マック、を除けば)
江蘇省南通に帰郷すると
必ず行くのが、さびれた古い路地裏にある、麺と小籠包の店だ。






高菜とひき肉の載った醤油ベースの麺
野菜とひき肉のワンタンがたくさん入ったスープ
肉汁のすごい小籠包
3名でシェアして、全部で500円程度である。
量も多くて、美味しい。
こんな路地裏の個人経営の店でも
ちゃんと支払はキャッシュレスだ。
2年半前は現金だった。
都心部での朝食の実情や
企業・学校の社食など、
食のライフスタイルに関する実態と変化に対する
知的好奇心は尽きない。
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